2012年4月26日木曜日

<WEB>内分泌疾患についてpitfall

岐阜県のやぶたこどもクリニックに載っている内分泌疾患への対応のページはすごくわかりやすく役に立つと思います。

研修医の先生へひと言

が特に、役立ちます。以下のようなことが載っています

・無熱性痙攣では血中カルシウムも確認を >副甲状腺機能低下症の鑑別
・新生児バセドウは数日間は悪化に注意 >抗甲状腺剤は抗体より早く消失
・GH欠損は成長が栄養より主にGHに依存する4~5歳頃に見つかりやすい
・ターナー、プラダー・ウィリー、軟骨無形成、腎不全はGH公費負担有り
・FISHでPrader-Willi症候群の診断がつかない時はメチレーションテスト
・小児内分泌疾患の評価には成長曲線が不可欠と言っても過言ではない
・糖尿病性ケトアシドーシスでは、急激な血糖補正による脳浮腫に注意
・甲状腺画像診断のファーストチョイスはクレチンもバセドウも超音波
・カプセルが飲み込める年齢になれば甲状腺シンチを行うことが可能
・低身長におけるGH欠損の頻度は極めて低く、大多数は特発性である
・-2SD程度を成長曲線に沿って身長が伸びる場合は器質的疾患は多くない


アレルギー科医なので、内分泌疾患に出会うことはほとんどないのですが、新しい知識を身につけるのはわくわくします。

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