2017年3月31日金曜日

アモキシシリン(AMPC)の剤形

アモキシシリン(AMPC)は非常に汎用する薬剤です(中耳炎、溶連菌)。
しかし、小児では細粒を処方することが多いのですが、味がまずく、近年の倍量投与では量も多く内服しにくいのが現状です。パセトシンとサワシリンは正直大人でも飲みにくいです。

今、日本で販売されているアモキシシリンは以下の7種類

アモキシシリン細粒10%「タツミ」
アモリン細粒10%
サワシリン細粒10%
パセトシン細粒10%
ワイドシリン細粒10%
アモキシシリン細粒20%「タツミ」
ワイドシリン細粒20%

この中で、下の2種類が濃度が倍なので、服用量が半分にすみ、パセトシンやサワシリンよりも飲みやすい味になっています。もし、アモキシシリン細粒20%「タツミ」かワイドシリン細粒20%を処方していない場合は、こちらに変更してあげるとよいです。


2017年3月27日月曜日