2013年2月6日水曜日

ネルソン輪読会:尿路感染症(2013/2/6)

勉強になったところを上げておきます。

・無症候性細菌尿は無治療で良いが、妊婦の場合は症候性になるので治療が必要。
・無症候性細菌尿は詳しい問診により夜尿や会陰部不快感があることもあり。
・尿路感染症のリスクファクターに男児で割礼を受けてない児とあり。
・膀胱炎は症状が重度であればST合剤で治療。
・再発性UTIの予防内服はVURのGradeⅢ以上では有効。
・クランベリージュースが尿上皮細胞への細菌の付着を防ぐため予防に有用。
・画像検査については2007年報告のNICEガイドラインがあるがエビデンスに基づいておらず有用性については疑わしい。
・AAPが2011年に2カ月~2歳の有熱性UTIの管理についてのガイドラインを改訂。
⇒初回UTIではルーチンにはVCG行わない。エコーで異常があれば行う。
⇒UTI経験のある小児は、今後発熱があれば48時間以内に評価を受けるべき。

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