2012年10月3日水曜日

「包茎」「尿道下裂」「夜尿」など泌尿器疾患

小児科診療を行っていて外科関連の疾患の対応に困ることがあります。

例えば、泌尿器疾患。
おちんちんの皮がむけないのですが」という対応にどうすればいいのか、女性小児科医は悩むと思います。
「おねしょ」のこどもにまず、抗利尿ホルモンを投与。おしっこを濃くするから効果があるのですが、やめたら再発します。ですが、標準治療はそれだけじゃないんですよ

こういった疑問に対する答えは

神奈川県立こども医療センター 泌尿器科のホームページ

小児泌尿器科疾患
に丁寧にまとめられています。

「停留精巣」「尿道下裂」「膀胱尿管逆流症」「水腎症」
「包茎」「精巣水瘤」「尿失禁・排尿障害」「夜尿症(おねしょ)」「二分脊椎」


こちらを一読すれば、世界的な意味も含めた標準治療をわかりやすく理解することができます。

術式も丁寧に書いてありますので、診断した患者さんがどうやって治療するのかもよくわかります。
年間400件以上の小児泌尿器の手術を行っている病院ですが、豊富な経験からだけでなく、海外の文献もしっかりと参照しての記載なので、非常にわかりやすいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。