2012年9月6日木曜日

続)第3回小児感染症夏季セミナーin安曇野


⑤乳児期早期の発熱にどのように対処するのか?
(長崎大学 森内 浩幸 名古屋大学 木村 宏)

日本は医療アクセスの良い国であること、Hib、プレベナーのワクチンの歴史が浅いこと、感染症の起因菌が海外とは違うことから海外のプロトコールをそのまま日本にそのままに当てはめて考えることは無意味である。そのため、日本版の新たな基準を作成しようとするのが今回のねらいです。新たな基準はみんなで作成中です。

海外のプロトコールの具体的問題点は、
→腰椎穿刺するのに帰宅させる? 
CTRX静注するのに入院させないの?
→時間外で白血球分画を鏡検下でできる? 
→グラム染色・便中白血球はどこの施設でもできる?

研修医の先生方は以下の代表的なプロトコールのおさらいは必須。
Philadelphia criteriaRochester criteriaBoston criteria

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