2016年7月8日金曜日

<BOOK>食物アレルギーの考えかた―除去から摂取へ

 かつて、小児科領域では、赤ちゃんが湿疹があると血液検査をして、それで反応があるものをすべて食べさせないという治療が行われてきました。私も、10年以上前に、そういう治療をしていたことがあり、今とは180度対応をしていました。そういう流れを汲んでいる、この本は非常に読みやすく、今の食物アレルギーの新しい流れを実践に即してわかりやすく記載しており、勉強になると思います。
 学会で質問している姿は、少し強面の著者の谷内先生ですが、実際には気さくで明るく、気遣いのある先生です。

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