2015年6月17日水曜日

【書籍紹介】Nelson Textbook of Pediatrics


 医療の能力をアップさせるために、どのような方法がよいのか?
若いスタッフを指導する上で、いつも悩んでいます。

今は、スポーツを同じように「練習」「実践(試合)」という2つのフェーズでとらえるようにして、それぞれのバランスに配慮するようにしています。

”実践”を繰り返すとそれなりにさばけるようにはなります。でも、試合ばかりしているプロスポーツ選手はいません。地道な”練習”があって、それを試合に活かしているのです。もちろん、”練習”ばかりでも実践力はつきません。

その”練習”において「基本を重視する」、これはプロフェッショナルなら当然のことです。正しいフォームを習得させてくれる本が、このNELSON TEXTBOOKです。

以前、ある後期研修医に聞かれました。「初心者は、そういう1流レベルよりも、2流レベルかもしれないけど、日本語で書いてある本からスタートするのが、レベルも近いし、習得が早いのではないか」と。彼は、物静かですが、時々率直な意見を言ってくれ、きっとどんどん伸びてくれると期待している一人です。
それに対する私の答えは、「それは、学生や研修医がやっていればいいレベル。つまり、アマチュアはそれでいい。だけど、プロであるなら、1流を身につけて、1流を患者様に提供するべき。”間違っているかもしれない”技術を元に仕事をするべきではないと思う。そして、君が目指しているのはプロだ。答えはそこにある」と答えました。

1版古い19版の日本語版が出てました。しかし、その1ヶ月後に20版が出ています。実は、 1版だけだと内容はほとんどかわらないのですが、変わっている箇所もあるのも事実。その変わっている点が大切なポイントだと思います。4年前の知識を選ぶか、最新の流れを身につけておくのか、選ぶのはあなたが目標とする小児科医療レベルによって変わってくると思います。

kindle版は表が小さすぎて読むことが出来ません。通常の書籍を購入しても、iphone,androidのスマートフォンで読むことが可能です。もしくは、expert consultのweb siteで直接購入するとよいです。

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